掲載日 : [2006-02-22] 照会数 : 7102
<独島問題>島根県の行事 慶尚北道が抗議書簡
友好回復に逆行
慶尚北道国際通商課は10日、島根県が昨年2月22日に条例を制定した、いわゆる「竹島の日」1年目の行事に関連、「韓国の国民感情をさらに悪化させる行為で、両国の友好信頼関係を再開したいという意思が島根県にはない」と批判、「友好信頼関係の回復求めるならば、条例の破棄や記念行事の取り消しなど誠意ある措置を」と書簡で求めた。この書簡は島根県文化国際課長が2月1日、慶尚北道に対し、「竹島の日」関連行事の通知と「一日も早い交流再開」を求める書簡に返信したもの。
一方、両国政府は静観の構えを見せている。独島を実効支配している韓国側は、「日本側が挑発しなければ静かに対応する」構えを見せ、日本側は韓国側を刺激しない方針か、22日の行事に外務省と水産庁の担当者、県選出の国会議員が出席を見送った。
(2006.2.22 民団新聞)