掲載日 : [2006-03-29] 照会数 : 8478
韓日友好の無窮花 熱海韓国庭園祭で植樹
[ 庭園内に無窮花を植える羅鍾一大使 ]
【静岡】熱海梅園で26日、熱海市(川口市雄市長)の主催する第3回韓国庭園祭が開かれた。駐日韓国大使館から羅鍾一大使が出席、地元民団静岡県本部からも金光敏団長と金辰権議長らが駆けつけた。
韓国庭園は00年9月、熱海市で金大中大統領と森喜朗首相による韓日首脳会談が開かれたのを契機に永遠の韓日友好を祈念して市が梅園を整備、02年8月に完成した。毎年1〜3月の梅まつりシーズンともなれば多くの韓国人観光客が訪れる新名所となっている。
この日、羅大使は川口市長ら関係者とともに庭園内に無窮花の苗木を4本植樹した。羅大使は「韓日政府間には歴史認識の問題をめぐって厳しいものがあるが、こうした苦難の中でも無窮花のような生命力で困難を克服していくことを願う」と述べた。
この後、この日の庭園祭を記念、熱海を舞台とした尾崎紅葉の小説「金色夜叉」と同文学を下地に作られた韓国の人気小説「長恨夢」をテーマとした韓日文化交流イベントも行われた。
この交流イベントは一昨年、羅大使が熱海を訪れた際に市に提案していたもの。
(2006.3.29 民団新聞)