掲載日 : [2006-04-05] 照会数 : 14121
永住外国人に初の投票権 韓国の5月地方選
対象者6579人 選管委発表
【ソウル】5月31日の地方選挙で、永住外国人が初めて投票することになった。
中央選挙管理委員会は3月26日、「昨年8月に変更された選挙法により、5月31日の地方選挙から外国人にも投票権を与える」と発表した。対象となるのは、韓国で永住権を獲得した後、3年以上経過した19歳以上の外国人で、6579人になるという。華僑がほとんどで、台湾出身者が6511人と最も多く、続いて日本人51人、米国人8人、中国人5人、ドイツ人2人など。
同委員会の関係者は「韓国人と結婚したか、または事業のために永住権を得た長期滞在者がほとんど」としながら、「大統領選と総選挙は『住民』ではなく『国民』が投票権を持つと憲法で定められていることから、韓国籍を取得していない場合、これらの投票権は与えられない」と説明した。
(2006.4.5 民団新聞)