掲載日 : [2006-04-05] 照会数 : 7900
同胞のつながり確認 初の民団・総連合同野遊会
[ 「我らの願いは統一」を合唱する参加者 ]
民団、総連、新定住者を問わず在日同胞200人が一同に集う合同野遊会が2日、東京・新宿アジア横丁で行われた。民団新宿支部(金巖団長)と総連新宿支部(崔潤二委員長)が初共催した。
テーブルには焼肉、キムチ、モチなどが所狭しと並んだ。酔うほどに話がはずみ、同胞としての情愛を確認しあった。
民団新宿支部所属の勝さん(59)は「悲しいことだが、同じ地域に住んでいながらもお互い顔も知らずにいるのが現実。同じ民族じゃないか。このような集まりがこれからも頻繁に行われることを望みたい」と述べた。総連側の徐英男さん(51)は「遅きに失した感はあるが、非常に嬉しい。ここにいる人たちはみな個人的には付き合いを持っている。このようなイベントを通じて信頼を回復するのが大事だ」と語った。
最後は「我らの願いは統一」を声高らかに合唱した。
(2006.4.5 民団新聞)