掲載日 : [2006-04-26] 照会数 : 7521
入管法廃案を 青年会が「要望書」
出入国管理及び難民認定法改定案の参議院審議入りを前に青年会中央本部(康孔鮮会長)は20日、参議院議員会館を訪れ、同法案の廃案を求める「要望書」を扇千景参議院議長ならびに各政党の代表・法務委員に手渡した。
要望書の中で青年会は「外国人だけに生体情報(指紋および顔画像)を登録させることは差別と偏見を助長しかねず著しく人権への配慮を欠く」と懸念を表明し、「多文化」「多民族」が共存・共栄する社会の実現と、「更なる平和と人権尊重」をめざした政策の推進を呼びかけた。
要望書を受け取った民主党・新緑風会議員会長の江田五月議員は「指紋問題については修正案を出している。採るにしても使い方を限定していかなければならない」と所感を述べた。
(2006.4.26 民団新聞)