掲載日 : [2006-04-26] 照会数 : 5661
今期も人気 神奈川教育院の歴史文化講座
[ 「ソンビとサムライ」について講演する朴承武公使 ]
第3期・210人が参加
【神奈川】神奈川韓国綜合教育院(金洪斤理事長)の「コリアンカルチャーサロン」第3期講座が、装いも新たに横浜市鶴屋町の神奈川韓国会館でスタートした。18日の第1回講座には210人が出席、開会を前にいすを追加するなど「韓流」で参加者が急増した第2期を思わせる盛り上がりを見せた。
第1回は駐日大使館の朴承武経済公使が「ソンビとサムライ」をテーマに、独自の比較文化論を展開した。
朴公使は「在日韓国人は日本と韓国との関係性を象徴するプリズムのような存在。プリズムが美しく輝くとき韓国と日本はより近い関係になる」と指摘、「地方参政権を与えるべきだと思う」と述べた。
講座のテーマは「共に学ぼう、語ろう、過去と未来」。「日本の市民に韓国の歴史と文化に関心を持ってもらい、隣人とのよりよき関係を築いていってほしい」との願いが込められている。
11月までの全6回講座制。次回は映画監督の前田憲二さんが「吹き溜まり文化圏・日本列島について」を講演する。5月23日午後7時から神奈川韓国会館で。問い合わせは℡045・753・2021(同院)。
(2006.4.26 民団新聞)