掲載日 : [2006-06-07] 照会数 : 12013
<婦人会全国研修>参政権獲得へ決意新た
[ 決議文を採択しシュプレヒコールをあげる(中北地区) ]
婦人会(夫順末中央本部会長)の06年度全国大研修会が4日、中北地区を皮切りにスタートした。開会式では夫会長が同地区の会員198人を前に、「多くの地方本部が地域社会に貢献している」と指摘したうえで、チヂミなどを売った収益金や、アルミ缶やプルタブを換金した資金で車イスを購入し、老人ホームに寄贈した事例をあげながら、「婦人会が地道に、民団の手の届かないことをやっていることが力になっている」と話し、今後も活動を広げていきたいと強調した。
民団愛知本部の徐海錫副団長は「一人ひとりにとって有意義な研修会になることを祈っている」と話し、婦人会にエールを送った。
5日には青年会中央本部の高幸伯副会長、青年会三重本部の金榮三会長、青年会愛知本部の金栄一副会長ら4人の進行で、婦人会、青年会連名による地方参政権獲得に向けての決議文が採択され、たすき、はちまきを身につけた出席者全員によるシュプレヒコールなどが行われ、地方参政権の早期獲得への決意を新たにした。
民団中央本部の徐元組織局長は「在日組織の方向性」と題する講演で、韓国での永住外国人選挙権に関する話をはじめ、「改革民団」の行動計画に関する説明などを行った。
研修会は8日から中国地区、11日から近畿A、13日から近畿B、21日から東北地区、26日から九州地区と続き、7月17日からの関東地区研修で締めくくる。
(2006.6.7 民団新聞)