掲載日 : [2006-06-07] 照会数 : 6982
安眠島農協と提携へ 「キムチネット」
唐辛子共同仕入れ…在日零細企業を支援
民団中央本部が在日同胞への経済支援活動の一環として昨年7月に発足させたキムチネット協議会(金永悦会長)は、韓国の安眠島農業協同組合からまず、高品質の唐辛子を共同仕入れすることになり14日、東京・南麻布の韓国中央会館で同農協との間で正式に業務提携契約書を交わす。共同仕入れが軌道に乗れば、在日同胞業者が手作りするキムチのブランド化につながるものと期待されている。
安眠島農協は忠清南道泰安海岸国立公園の中にあり、豊かな自然環境のなか高品質の無農薬唐辛子を生産していることで知られている。仕入れ価格は多少割高になるものの、安価な中国産キムチに対して韓国産キムチ全体のクオリティーとイメージアップを図るためにも欠かせない唐辛子だと、キムチネット協が白羽の矢を立てた。
商品名は「太陽草・唐辛子」。キムチネット協議会が窓口となって注文受付を行う。予定価格は250㌘入り20袋で1万8000円、1㌔入り10袋が3万3400円(宅配料など別)。
問い合わせは℡03・3454・4916(民団中央本部内キムチネット協議会事務局)。
(2006.6.7 民団新聞)