掲載日 : [2006-07-05] 照会数 : 15047
<談話文>北韓のミサイル発射は平和脅かす蛮行
民団中央本部は北韓のミサイル発射に対して国際局長の名義で談話文を発表した。全文はつぎの通り。
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談話文
5日午前3時半過ぎ、北韓は長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を含むミサイルを連続的に発射し、それらが日本海に着弾したという報道に接した。
この間、国際社会が注視する中で、韓日をはじめ周辺諸国からも憂慮されていたにもかかわらず、北韓がこれらの声を踏みにじり、ミサイル発射を強行したことに、私たち在日韓国人は強く抗議するものである。
北韓の体制維持のためだけのミサイル発射は、韓日をはじめ周辺諸国の平和と安定を脅かすという蛮行であり、世界平和に対する重大な挑戦である。
また、日本社会の中で共生の理念を掲げて生きている在日同胞として、いたずらに日本の国民感情を悪化させ続けるのは、在日同胞の生命と財産を守る民団として決して許すことができない。
私たちは北韓に対して今すぐ、ミサイルと核開発の即時中止と再発防止を強く求めるものである。
2006年7月5日
在日本大韓民国民団中央本部
国際局長 河政男(ハ・ジョンナム)
(2006.7.5 民団新聞)