掲載日 : [2006-08-15] 照会数 : 9828
オリニパワー全開 臨海・林間学校まっ盛り
[ 室内運動会で応援合戦を繰り広げる(東京)
] [ 偶然、名前が1字違い(奈良) ]
過去最高の123人 東京
青年会東京本部が福島県猪苗代湖畔で7月28日から3日間にわたって開催したオリニ・サマーキャンプには都内全域から123人が参加、過去最高だった。
オリニはホテルの大広間で班別に分かれてのパン食い競争や二人三脚、ユンノリに興じた。また、夜はキャンプファイヤーを楽しんだ。
千葉では4日まで5日間、千葉韓国会館で夏期学校が開かれた。千葉韓国学園と千葉韓国教育院が共催した。
各プログラムのなかでも最も興味を示して取り組んでいたのがサムルノリ。民団千葉県本部農楽隊のメンバー3人の指導のもとチャンゴに挑み、基本的なチャンダンのリズムを習得した。
民団滋賀県本部(具滋源団長)は7月23日、福井県の芝政ワールドで開催した。オリニたちは乗り物やプールにと大はしゃぎ。
具団長は「オリニたちの喜ぶ姿がうれしい」と目を細めていた。
奈良では60人のオリニが生駒山麓に集い、7月28〜30日の3日間にわたるサマーキャンプを楽しんだ。
工作の時間にはトルハルバンを作り、名札作りでは色とりどりのマジックを使ってそれぞれ個性を競い合っていた。
本国体験し感激 福岡
福岡からはオリニ17人が船便で韓国に行き、現地でホームステイしながら麗水富栄初等学校の児童と交流した。7月24日釜山入り。ホームステイに行く前には不安そうな表情だったが、帰ってきたときはあふれるような笑顔だった。亀甲船に乗ったり、夜遅くまでふざけあうなど、3泊4日の本国体験を満喫した。
堺市内の教員らによる「ハギハッキョ」(堺市在日外国人教育研究会主催)は今年で20回目。総勢150人が参加し、7月25・26の2日間にわたって市立少林寺小学校で開かれた。オリニはペンイ、ユンノリ、ノルティギなど遊戯に興じチャンゴ、ソゴ、プクなどの民族楽器にも挑戦した。保護者は教職員を囲んでの懇談会でハギハッキョ20年の歩みを振り返った。
(2006.8.15 民団新聞)