掲載日 : [2006-09-06] 照会数 : 7437
同胞受難の真相糾明を 関東大震災追念式
[ 祭壇に献花する民団関係者(韓国中央会館で) ]
同胞受難の真相糾明を 関東大震災83周年追念式
83年前の1923年9月1日、関東地方を襲ったマグニチュード7・9の大地震の際に流言飛語のため虐殺された6000人余の同胞を追悼する「関東大震災殉難同胞追念式」が1日、東京・南麻布の韓国中央会館でしめやかにとり行われた。大震災が起こった午前11時58分に約150人の参列者が黙祷を捧げた。
東京本部の朱範植副団長による経過報告に続いて、李時香団長が「多くの同胞が虐殺されて以来80数年が過ぎた今日なお、日本当局は謝罪どころか真相糾明すら行っていない。このような不幸な歴史が2度と繰り返さないよう新たに決意する」と追念辞を述べ、真の善隣友好の架け橋役を担うため地方参政権を獲得することを誓った。
(2006.9.6 民団新聞)