掲載日 : [2006-09-06] 照会数 : 8028
<臨時中央大会>4氏による団長選スタート
[ 朴小秉団長代行 ]
河丙団長辞任により 21日に臨時中央大会
団長候補出そろう 監察委員長、議長は単独
民団中央本部は8月22日に開いた中央3機関任員及び中央執行委員合同会議で河丙団長の辞任を承認するとともに、河団長辞任にともなう第50回臨時中央大会を9月21日に開催することを決め、同日大会招集公告を行った。8月23日に選挙管理委員会(辛容祥委員長)が構成され、同28日から30日まで3機関長立候補登録を受け付けた。団長候補には当初5人が名乗りをあげたが、1人が取り下げたために4人、議長と監察委員長はそれぞれ現職候補のみとなった。
9日から合同演説会
河団長は8月17日、「健康上の理由による団務執行不能と再出馬の意思がない」旨、金廣昇議長に宛てた辞任届で明らかにしていたが、22日の合同会議の冒頭、改めて「健康上の問題が生じ、医師の勧告もあるので今日をもって辞任したい。次期臨時大会には出馬しない」と意思表明した。
これによって、去る7月21日の第5回中央執行委員会で「9月15日に辞職し、10月24日に臨時大会を開催する」とした河団長の決定や、9月2日に臨時大会を開くとした金議長の大会招集公文は、民団規約28条に定めた「団長有故時には団長を代理する」事態になったとの認識に落ち着き、団長代行には朴小秉副団長が就任することが全会一致で承認された。
また、臨時中央大会は9月21日に開くことを決定し、8月22日に議長名で公告した。23日には選挙管理規定第6条(臨時大会は前任選挙管理委員会が担当する)に基づき、辛容祥常任顧問を管理委員長にした委員会が設置・構成された。
新団長に立候補したのは、登録順から洪采植(横浜商銀理事長)、張煕東(中央本部顧問)、鄭進(長野県本部常任顧問)、具末謨(東京新宿支部顧問)、金洪斤(中央本部顧問)の5氏だったが、洪候補が3日付で取り下げたため、4人で争われることになった。
議長と監察委員長には、金廣昇、金昌植の現職両氏が単独で再出馬した。
各立候補者は9日を皮切りに全国6カ所で始まる合同演説会で所信を表明した後、21日の大会に臨む。なお、2月に実施された選挙人制度は、定期大会に限定された制度につき、臨時大会には適用されない。
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朴小秉団長代行挨拶
突然大任を預かり緊張しています。民団全体の団務に支障のないよう与えられた使命を粛々と果たしたいと思います。短い期間だろうと思いますが、この期間個人の生活は犠牲にしてもやるべきことはやります。選挙に関しては厳正中立です。皆様の協力をお願いします。
〈紹介〉民団大阪本部顧問 大阪韓国商工会議所顧問 在日韓国商工会議所連合会顧問 在日本大韓体育会中央顧問 民団布施支部顧問 近畿慶尚南道道民会顧問 白頭学院校友会長1期歴任 今年3月より民団中央本部副団長 (株)ミツカワをはじめ遊技業その他の事業経営者
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合同演説会日程
▽9日14時=近畿(大阪府本部)
▽10日14時=中北(愛知県本部)
▽13日14時=九州(福岡県本部)
▽14日14時=中国・四国(広島県本部)
▽16日14時=東北(宮城県本部)
▽17日14時=関東(韓国中央会館)
(2006.9.6 民団新聞)