掲載日 : [2006-09-21] 照会数 : 9256
新団長に鄭進氏…6割318票獲得し一発当選
[ 記者会見を終えた新三機関長が、がっちり握手(左から金廣昇議長、鄭進団長、金昌植監察委員長) ] [ 501人の中央委員・代議員が出席した第50回臨時中央大会 ]
新団長に鄭進氏…
318票獲得し一発当選
「5・17事態」総括へ「調査委員会」設置も
河丙前団長の辞任に伴う新三機関長を選出する、民団の第50回臨時中央大会は9月21日、韓国中央会館で開かれ、新団長に鄭進氏(69・長野県本部顧問)が選出された。
4氏が立候補していたが、投票前に具末謨氏が辞退。団長選は501人の代議員投票の結果、鄭進氏が63%を超える318票を獲得し、他の候補を圧倒し当選した。
議長、監察委員長候補はそれぞれ単独候補のため、金廣昇議長候補、金昌植監察委員長候補が代議員満場一致の拍手で選出された。
団長選は各候補がそれぞれ10分間、最後の訴えを呼びかけたあと、501人の代議員によって投票が行われた。
開票の結果、鄭進氏が318票を獲得し金洪斤氏の108票、張煕東氏の74票を圧倒し、新団長に当選した。
また、副団長などの役員については団長に一任、副議長、監察委員についても各機関長に一任することを承認した。
鄭進・新団長は「5・17事態で失われた民団の信頼を一日も早く回復するため、全力を尽くす。そのためにも全国組織人の協力を願う」と第一声。
また、「5・17事態」についてを総括するために、「調査委員会」を設置することも明言した。
中央代議員総数は550人だが、欠員18、未配定3人のため在籍数は529人。この日の臨時中央大会には501人が出席。95%という過去にない高い出席率を記録した。
団長選挙・投票の結果
鄭 進=318票
金洪斤=108票
張煕東=74票
具末謨=辞退
(無効=1票)
(2006.09.21)