掲載日 : [2006-09-27] 照会数 : 8466
盛況の韓国留学フェア 18大学が参加
韓国の大学への留学希望者を対象とした「06韓国留学フェアin東京」(主催=教育人的資源部・国際教育振興院)が23・24の両日、新宿の東京韓国学校で開かれた。日本地域では昨年の大阪に続いて2回目。
延世大をはじめ梨花女子大、釜山外語大など、昨年の「大阪フェア」を上回る18大学が無料の相談ブースを設け、それぞれ特色をアピールした。参加者は指導方法や教材、学費などについて熱心に質問した。会場内では留学試験や奨学金制度の概要、下宿や寄宿舎の利用についてのセミナーも開かれた。
今年2月、梨花女子大で試験的に3週間の短期留学を体験した日本人女子大生は「やっとハングルを読めるぐらいだったのに、自信がついた。食事もおいしい。今度は1年間ぐらい行きたい」と笑顔で語った。このほか、会社を辞めても留学を考えているという「韓国大好き」の若い女性も見られた。
関係者によれば、韓国政府は2010年までに世界各国から5万人の留学生を受け入れることを目標に掲げている。同様のフェアは今年度だけでも世界8カ国10都市で開催する計画だ。
2日間のフェアを成功裏に終えた国際教育振興院の羅鍾化院長は、「在日同胞数は在外同胞の10%程度だが、韓日関係の重要性に鑑み、政府は在外同胞政策の5割以上の力量を傾注している。韓日友好関係の発展に、このようなフェアが果たす役割は大きい」と期待を膨らませていた。
(2006.9.27 民団新聞)