掲載日 : [2006-10-04] 照会数 : 13869
日本教育機関に民俗楽器寄贈…在外同胞財団
[ 大阪市外教会長(左)へ目録を手渡す金団長 ]
【大阪】韓国の在外同胞財団(李光奎理事長)は大阪府内にある日本の外国人教育研究機関にケンガリやチャンゴなど、韓国民族楽器を寄贈した。対象となったのは大阪府在日外国人教育研究協議会(古城ツミ子会長、吹田市立南山田小学校校長)、大阪市在日外国人教育研究協議会(上山清志会長、大阪市立東生野中学校校長)、東大阪市在日外国人教育研究協議会の3団体。
大阪府外教と大阪市外教はケンガリ、チン、チャンゴ、プクからなるサムルノリセット一式とソゴ20個、東大阪市外教にはソゴ20個が贈られた。これらは民団大阪府本部による在外同胞財団への推薦が実ったもの。在外同胞財団理事長に代わり金漢翊団長が9月26日、同本部で手渡した。
金団長は「在日外国人、日本人の子どもたちが伝統楽器に親しみ、韓国を身近に感じてもらえることを願っています」と述べた。
これに対して大阪市外教の上山会長は「文化祭の時期を迎えるが、今までは他所から借りていた。これからはその必要もなく練習に励むことができる」と喜んでいた。
(2006.10.4 民団新聞)