掲載日 : [2006-10-25] 照会数 : 7725
<兵庫版>光復節式典に同胞・市民1500人
金蓮子公演楽しむ
8月13日、民団兵庫県本部主催の光復節61周年記念式典が神戸文化ホールで行われ、約1500人の同胞、日本人市民が集まった。
第1部の記念式典には金永大阪韓国総領事館神戸事務所長をはじめ多くの来賓が参加した。白永煕団長は「今年は民団兵庫県本部にとっても創団60周年という節目の年であり、献身的に組織建設を担った先輩同胞たちの精神に今一度学びながら、これまで以上の努力を続けていきます」と記念辞を述べた。
式典では韓半島の非核化と恒久的な平和体制の構築、韓日友好親善の一層の前進を宣言する決議文を満場一致で採択し、参加者全員による万歳三唱で締めくくった。第2部の記念公演では、95年の阪神・淡路大震災で未曾有の被害を受けた同胞集住地域である神戸市長田区に真っ先に駆けつけてチャリティー・コンサートを開催したキム・ヨンジャさんの公演が行われた。
ある同胞女性は,「震災のとき、キム・ヨンジャさんは神戸に何度もチャリティーで来られていました。私もポートアイランドのコンサートを見に行きましたが、そのとき以来のファンで、今日も本当に楽しみにしていました」と話していた。
新曲「櫻橋」をはじめ「朝の国から」などを熱唱したキム・ヨンジャさんは、客席の参加者と一緒に「イムジン河」などを歌った。また、ステージでは婦人会コーラス部と韓国民謡を合唱し、白団長、韓洋雄副団長らと楽しいトークを交わした。斎藤富雄兵庫県副知事からは、震災時の被災者慰問活動への感謝状と花束が贈られた。
(2006.10.25 民団新聞)