掲載日 : [2006-11-01] 照会数 : 6921
事業化へ出足好調…民団愛知の「ブライダル」
[ 決まったカップルにはディナー券が贈られた ]
事業部発足で再開…9組のカップル誕生
【愛知】民団愛知県本部(梁東一団長)事業部主催の「ブライダルパーティー」が10月29日、名古屋市内のホテルで開かれた。愛知をはじめ岐阜、三重、静岡県などから男女各35人、計70人が参加。9組のカップルが誕生し、同本部の事業化へ確かな手応えを感じていた。
予想超す反応に来春も開催
スタッフは本部関係者や青年会、青商らが担当。同本部としての大きなブライダルパーティーは初めて。同本部のブライダル事業は、国際結婚が増えたことなどで会員数が減り、パーティーを開くことができないでいたが、昨年、事業部が発足したのを契機に再開することにした。
「在日社会の深刻な結婚問題について、積極的に取り組んでいかなければ」という成功事業部長(同本部副団長)は、大阪本部のブライダルパーティーにも見学に訪れ、パーティー開催に向けて奔走、今回の運びとなった。
応援に駆けつけた梁団長は「積極的に話をし、よりよき伴侶を見つけて1組でも多くカップルが誕生するよう、人生・将来のいい思い出を作ってください」とエールを送った。
まず初めに、ファーストインプレッションタイムとして、男女が交互に座り、1組1分ずつのローテーション形式で、女性は座ったまま男性が移動しながらの会話がスタート。1周したあと、それぞれの印象を記入したカードをスタッフが回収し、第一印象の集計を取った。
立食をしながらのフリータイムでは、お互い緊張がほぐれたのか話もはずみ、会場は和気あいあいとしたムードに包まれた。
市内から参加した丁啓太さん(36)は「民団で久しぶりに開くと聞いて来た。いいパートナーが見つかれば」と韓服姿で積極的にアピールしていた。また瀬戸市内から参加した女性は「真剣に将来のパートナーを同胞からみつけたい」と話していた。
結果は、9組のカップルが誕生。朴甲順副団長から同ホテルの食事券が手渡された。参加者たちからは「楽しかった」「いい雰囲気でよかった」「また開いてほしい」といった声が聞かれた。
成事業部部長は「予想以上の反応に喜んでいる。これからの民団は、団員たちのサービス機関として、まずは1人でも多くの同胞子弟が民団に興味を示し、足を運ぶ機会を作ってあげることが大事。インターネットを通じてさまざまな情報を配信していきたい」と意気込みを語った。
今後ブライダルパーティーは年2〜3回開催していくという。次回は来春。現在、会員数は男女あわせて約100人だが、幅広く会員を増やしていく計画だ。
ブライダルへの問い合わせは、同本部(℡052・452・6431)事業部まで。
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主なカップリングパーティーの日程
◇札幌=11月12日12時半からセンチュリーロイヤルホテルで。北海道青商(FAX011・511・1372)。
◇福岡=11月19日13時半から都ホテルで。民団福岡・マンナム福岡センター(℡092・431・7463)。
◇大阪=12月3日13時から帝国ホテル大阪で。民団大阪コリアブライダルセンター(℡06‐6371‐1184)。
(2006.11.1 民団新聞)