掲載日 : [2006-11-15] 照会数 : 7477
華やか古代絵巻5万人たんのう 四天王寺ワッソ
[ 1000人が参加したパレード ]
【大阪】1400年前の聖徳太子の時代にタイムスリップして東アジアと日本の国際交流の様子を再現する祭り「四天王寺ワッソ」(同実行委員会主催)が5日、大阪市中央区の史蹟なにわの宮跡公園で行われた。
今年は新羅、百済、高句麗などのほか韓国の人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の舞台となった朝鮮王朝時代を再現した隊列が新たに加わった。新羅時代の金春秋役に小説家、梁石日さんが扮したのも話題づくりに一役買った。
パレードには市民総勢1000人が古代の衣装を身にまとい参加した。当時の東アジア航海に用いられた船だんじりも健在。「ワッソ、ワッソ」のかけ声とともに聖徳太子らが出迎える太極殿特設舞台に向かう花道をパレードした。隊列には地元の民団から団員ら有志約100人が参加した。白頭学院のプンムル隊も元気いっぱい。
鄭進中央団長も参席した開会式では、羅鍾一駐日大使が盧武鉉大統領のメッセージを読み上げた。この日は04年の前回を上回る5万5000人の市民が見守った。
(2006.11.15 民団新聞)