掲載日 : [2006-12-06] 照会数 : 8319
<金剛学園特集>来年から募金活動 金漢翊理事長が抱負
金剛学園の新理事長に10月26日、金漢翊氏(民団大阪府本部団長)が就任した。金理事長は新キャンパスへの円滑な移転、自立財政の確保という難題を背負っての出帆となった意欲をみなぎらせている。
まず、移転費用3億円については「来年から在日韓国人の財界人などを精力的に回り、募金活動を集中的に行う」と、意気込んでいる。
自立運営には生徒数600人の確保が求められていることについて、「交通アクセスがいいことから今後は奈良、京都にも生徒募集をかけていく」と答えた。
金理事長は新キャンパスについてふれ、「移転先にはWTCコスモタワーやアジア太平洋トレードセンター、そして国内最大級の見本市会場であるインテックス大阪などがある。ないのは放送局だけ。世界各国から人材が集まるだけに、民族的アイデンティティを大事にした国際人を育成できる環境にある。これほどの立地条件に恵まれた環境はない」と胸を張った。
(2006.12.6 民団新聞)