掲載日 : [2006-12-06] 照会数 : 7748
戸別訪問に意欲…新執行部初の組織学院
[ 熱心に講義を聴く受講生たち=韓国中央会館 ]
9月の新執行部出帆後、初の開催となる中央組織学院(学院長=鄭進中央団長)第197期が、11月29日から12月1日まで中央会館で開講した。28人の受講生(学生長=南照男中央本部副議長)は、民団の沿革や当面課題を学ぶとともに、2班に分かれた分任討議では、「支部、本部運営にともなう財政問題」「民団組織の再構築」をテーマに真摯な討論を行い、「団員宅への戸別訪問を軸に、組織活性化と後継者育成に努める」などと決意を新たにした。
研修では、民団の歴史や地方参政権運動などの各事業を学ぶとともに、5・17事態で失った信頼回復のため、支部・本部・中央間の連携強化などを再確認した。
鄭学院長は、特別講義「民団幹部の姿勢」を通じて「組織は人材と財政が基本だ。民団の頭脳、手足となり、創団60周年事業の成功開催をはじめ、組織発展に全力を尽くそう」と訴えた。
また、脱北者支援を再開した「民団支援センター」に対して、研修生一同から3万7千円の募金が集められ、鄭学院長に手渡された。
(2006.12.6 民団新聞)