掲載日 : [2006-12-20] 照会数 : 9457
<韓日学生>歴史資料館に〞援軍〟
初のボランティア登録
学生会と日本の学生有志が9日、在日韓人歴史資料館(姜徳相館長、東京都港区)を拠点に在日理解を深めていこうと初の交流会「対話の広場」を開いた。
この日の集いは学生会中央の柳太漢会長と日韓学生会議のスタッフが中心となって呼びかけ、実行委員会を組織した。それぞれがメーリングリストを通じて呼びかけたところ、主催者側の予想を上回る45人が参加した。遠くは新潟からの参加者も見られた。
一行は資料館内を見学し、セミナー室で在日韓国人についてのビデオ学習と班別討論会を行った。参加団体は学生会のほか日韓学生会議、日韓学生フォーラム、「ウリ」、KJシンポジウム実行委員会など6団体。定期的に韓国人留学生と交流している団体だ。
各団体の代表は「歴史資料館をわれわれの居場所にして日本人と在日、韓国人留学生がそれぞれ交流し、横につながり、友だちになれたらいい」と思いを語った。席上、歴史資料館研究員の尹義善さんがボランティアスタッフ登録を呼びかけたところ、その場で8人が応じた。姜館長は「力強い援軍を得た」と喜んでいる。
(2006.12.20 民団新聞)