掲載日 : [2007-01-17] 照会数 : 7020
老人ホームを慰問 バナバ重唱団・韓国食も持参
[ 歌声に耳を傾ける車いすのお年寄りたち ]
東京多摩キリスト教会(金鐘基牧師)のバナバ重唱団がこのほど、東京・足立区にある社会福祉法人ハピネス足立老人ホーム(佐藤和夫理事長)を慰問し、演奏会を開いた。同老人ホームには150人が入居しているが、このうちの約2割は在日同胞。入居者のうち比較的元気なお年寄り50人が車いすを使って集まり、演奏を楽しんだ。
バナバ重唱団が「アメージング・グレイス」など3曲を美しい歌声で披露すると、お年寄りたちから「素晴らしい歌を聴かせてくれてほんとうにありがとう」と指揮者の柳信永氏に花束と感謝の言葉が贈られた。
この日、ホームの夕食には民団から提供された参鶏湯と教会が用意したトックやキムチ、韓国のお餅などが出された。重唱団のメンバーが部屋を見回りながら味の感想を聞くと、「トックと参鶏湯は初めて食べる」「キムチは辛いが美味しい」と口を揃えていた。
(2007.1.17 民団新聞)