掲載日 : [2007-01-31] 照会数 : 10179
故金敬得氏ら27人に 06政府褒賞伝達式
[ 羅駐日大使から勲章を授与される孫永蘭夫人 ]
06年度の政府褒賞伝達式が23日、駐日韓国大使館で行われ、無窮花章を受章した故金敬得弁護士(孫永蘭夫人代理受章)ら4人の受賞者が、家族ら70余人が見守るなか、羅鍾一駐日大使から勲章を授与された。
羅大使は「受章者の努力と支えてきた家族の皆さんの労苦に謝意を表す。皆さんは在日の経済発展と韓日の緊密な関係構築に献身的な貢献をされた。地方参政権、高齢者福祉などの課題に向けて団結し、さらなる寄与を」と激励した。
民団中央本部の鄭進団長は「差別撤廃に奔走した故金敬得弁護士をはじめ、受章者の皆さんの在日社会、本国社会への惜しみない努力を民団は決して忘れない。率先垂範の実行力を、生活者団体として力強く歩む民団に取り入れ邁進したい」と誓った。
社会貢献が高く評価され、今年度、在日で唯一の無窮花章が贈られた故金敬得弁護士の孫夫人は「弁護士になった当時の初心を忘れずに活動してきたのが認められたのだと思います。天国の主人も喜んでいるでしょう。在日の皆さんが力を集め同胞の権益擁護に頑張ってほしい」と語った。
今年は冬栢章に4人、木蓮章4人、石榴章4人のほか、国民褒章や大統領表彰など合わせて27人が受賞した。また、在日学徒義勇軍同志会の金麗澤事務局長に平統諮問会議議長表彰が贈られた。
(2007.1.31 民団新聞)