掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 5976
<京都版>京都モアネット事務所開設
「生活相談無料、お気軽に」
外国人高齢者・障害者を支援 民団と総聯、NPOなど
「京都外国人高齢者・障害者生活支援ネットワーク・モア」が京都市内に常設事務所を開設し、当事者からの相談を受け付けている。相談無料。
「モア」とは韓国語で「集める」の意味。英語では「MORE」の「もっと」の意味も含んでいる。在日同胞高齢者のための社会福祉サービスに取り組んでいる民族団体の民団と総聯の両京都本部をはじめNPO法人、学者、司法書士、医師らの各個人が連携して設立した。
昨年3月の設立総会には民団(金有作団長)、総聯(金学福委員長)の両本部、NPO法人京都コリアン生活センター「エルファ」(鄭禧淳理事長)の関係者や呼びかけ人、賛同者ら240人が参加した。共同代表には加藤博史龍谷大学教授を選出した。席上、加藤博史共同代表は「今後、自治体とも連携し『京都モアネット』に相談すれば、どこかにつないでもらい、支援を受けられる場に育てるため、皆さんの力を結集しましょう」と呼びかけた。
事務所は〒601‐8007京都市南区東九条北河原町5。
TEL・FAXとも075・681・2721(月〜金 午前10時〜午後4時)
kyotomorenet@guitar.ocn.ne.jp
(2007.2.7 民団新聞)