掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 6810
留学生ら200人 新年会「在日100年」に感銘
留学生やニューカマーの同胞を対象にした在日韓国留学生連合会(柳済民会長)主催の在京韓国人新年会が3日、韓国中央会館で開かれ、200余人が出席した。
1部の記念講演会でソウル大学の金完倍教授は「本国政府は在日同胞に対する見方を変えるべきだ。民団の歴史を認め、自主性を保障しなければならない」と前置きし、「在日同胞も祖国発展のために献身的に貢献してきた真実を、遠慮せずに正々堂々と主張すべきだ」と強調した。
民団中央本部の呉公太副団長は祝辞を通じて「在日同胞とは違い、自らの意思で来日し、定住するようになったフレッシュな皆さんが、今後は民団社会に積極的に参加してほしい」と呼びかけるとともに、柳会長に活動の一助にと金一封を手渡した。
この日会場では「在日100年」のDVDが上映され、参加者は在日の歴史の重さに感動を新たにしていた。
(2007.2.7 民団新聞)