掲載日 : [2007-02-07] 照会数 : 9986
鄭夢準サッカー協会長、11年にFIFA会長選出馬
[ 鄭夢周韓国サッカー協会会長 ]
FIFAの財政改革を主張
韓国サッカー協会の鄭夢準会長は6日、東亜日報とのインタビューで2011年に行われる次々回の国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙に出馬する意向を明らかにした。次回会長選はことし5月に行われる。
これまで鄭会長は「FIFAで奉仕していく」と述べていたが、会長選出馬についての発言は初めて。
鄭会長は「つい先日、フランスのスターだったミッシェル・プラティニがUEFA(欧州サッカー連盟)会長に誕生した16年間務めていたヨハンセン会長を破り新しい時代が到来した。国際サッカー界は急変している」としながら、FIFAの新しい変化を導く意向を示した。
FIFA会長の任期は4年。加盟国の投票で選挙を行うが、ブラッター現会長が3選をねらう選挙は今年5月30日、スイス・チューリッヒで行われる。
1993年から14年間、韓国サッカー協会会長を務める鄭氏は、翌94年にFIFA副会長に就いて13年が経つ。
この間、FIFAの財政透明性などを主張し、FIFAの改革勢力の主力として浮上した。
鄭会長はアジアを筆頭に、欧州、アフリカから幅広い支持を確保している。
一方、08年にKFA会長が任期満了となるが、同年の世界ユース、北京五輪で有終の美を飾りたいと述べた。
(2007.02.07)