掲載日 : [2007-02-21] 照会数 : 6858
6者協議が合意文書採択
北韓の核問題をめぐる6者協議は13日、北京で全体会合を開き、北韓が60日以内に寧辺核施設を停止・封印し、国際原子力機関(IAEA)の査察復帰を受け入れる代わりに、北韓に重油5万㌧相当のエネルギーを提供することなどを柱とする「9・19共同声明初期履行措置合意文書」を採択した。
同文書は北韓が核施設の停止・封印措置に続き、核施設を使用不能にする核不能化およびすべての核計画に関する申告などの措置を終えれば、重油95万㌧の追加支援や経済的、人道的支援を提供することを盛り込んだ。これにはコメ、肥料、電力、ガスなどの提供が含まれる。
(2007.2.21 民団新聞)