掲載日 : [2007-02-21] 照会数 : 7368
「妻家房」が受賞 新宿活き活き経営賞
在日企業では初
新宿区(中山弘子区長)は15日、東京・新宿区立産業会館で「第7回活き活き経営賞」の授賞式を行い、韓国家庭料理店「妻家房」を営む永明(呉永錫社長)をはじめ6社を表彰した。
東京商工会議所新宿支部との共催による同賞は、新宿区内の企業を対象に経営革新や地域産業活性化などで優れた実績をあげた企業を表彰するもので、在日企業の受賞は初めて。
中山区長は「永明は、経営理念の『医食同源』をモットーに韓国家庭料理の味と健康を提供し、食材加工から販売までその理念に支えられた経営努力が高く評価された」と称えた。
呉社長は「外国人企業として初めての受賞なので重い責任を感じる。今後も初心に帰り、正しい韓国食品を伝えるという役割を果たしていきたい」と喜びを語った。永明は、本店にキムチ博物館を創設しているほか、都内百貨店に約30店舗の韓国料理・キムチ販売店を展開している。
(2007.2.21 民団新聞)