掲載日 : [2007-02-21] 照会数 : 6791
開かれた公館へ…総領事館が移転<札幌・仙台>
[ 伝統模様で彩られた駐札幌総領事館 ]
駐札幌総領事館(姜益淳総領事)と駐仙台総領事館(李鍾七総領事)の新庁舎がこのほど相次いで竣工し、羅鍾一駐日大使ら韓日の関係者にお披露目された。それぞれ旧庁舎当時よりも市内の目抜き通りに移り、これまで以上に市民に親しまれる公館をめざしている。
札幌総領事館は中央区北2条西12丁目3の4に移った。新庁舎には鳳凰紋や蓮花紋など伝統文様が随所に使われている。敷地面積は2000平方㍍。地上4階建ての鉄筋コンクリート造り。総面積は969・32平方㍍。2階には総領事官邸も備えた。
新築記念式は8日、無窮花ホールで開いた。高橋はるみ道知事や田中賢龍副市長、金泰勲民団北海道本部団長ら多数がお祝いに駆けつけた。同会場は小規模なセミナーや展示会、各種イベント会場としても使用される。
青葉区上杉1丁目に9日完成した新仙台総領事館には民団中央本部の鄭進団長も駆けつけた。
鉄筋コンクリート造り地下1階地上4階建て。延べ床面積は1580平方㍍。1・2階は領事業務施設を除く大部分を一般向けの文化行事空間として開放している。
村井嘉浩県知事は東北と韓国をつなぐ役割に期待すると述べた。東北地協を代表して金善龍宮城団長が出席した。
(2007.2.21 民団新聞)