掲載日 : [2007-02-21] 照会数 : 7331
「岐阜民団フォーラム」発足 韓日交流の橋渡しへ
日本人有志「岐阜韓国民団フォーラム」
初イベントに330人参加
【岐阜】岐阜県内在住の日本人有志が「岐阜韓国民団フォーラム」を設立し、民団会館を拠点に民間レベルで韓日交流の拡大に取り組んでいる。民団岐阜本部(呉俊植団長)も全面バックアップを約束している。
中心となったのは2年前から同民団で韓国語を学んでいる市内在住の渡辺健二さん(56)=美容院経営。韓国好きが昂じて自らフォーラムの世話人代表に就いた。昨年10月の設立からメンバーは口コミで広がり現在約30人。職業は自営業や教師など様々。
姜尚中東京大学大学院教授を招いて1月に開いた初フォーラムには330人以上の地域住民が訪れた。呉団長は「本部にこれだけの人が集まったのは初めて。韓国に興味をよせている人たちが多いことに感動した」と喜んでいた。
参加者からは「韓国の会館ということで入りずらかったが、入ってみると雰囲気がよかった」、「もっと早くにこんなフォーラムを開いてほしかった」といった感想が聞かれたという。渡辺さんは「日本人側から在日韓国人社会を見たり、反対に在日韓国人側から日本をみたり、文化交流や相互理解に貢献したい」と抱負を語っていた。次回は4月の予定。同フォーラムでは会員を募集している。
問い合わせは同本部(℡058・274・5544)。
(2007.2.21 民団新聞)