掲載日 : [2007-03-28] 照会数 : 9347
本国投資協会総会 民団との協力強調
[ 在日韓国人本国投資協会の定期総会 ]
【ソウル】在日韓国人本国投資協会(梁龍雄会長)は19日、ソウルのロイヤルホテルで第32回定期総会を開いた。民団中央本部の3機関長をはじめ顧問らが多数出席した。
会長就任後初の総会となった梁会長は「祖国発展のため積極的に投資した1世の精神を継承し、会員社の支援に尽くしたい」とあいさつした。
来賓の鄭進団長は「世界12位の経済国に成長した韓国の発展に在日同胞は大きな役割を果たした。セマウル運動に参加して植林緑化事業や募金運動を推進したのをはじめ、工場やホテルの建設、企業設立など日本の先進技術と資本を投資し祖国の近代化に貢献したのは、祖国の発展を願う在日同胞の熱い思いからだった」と述べ、「民団と本国投資協会は1家族なのでともに協力していこう」と訴えた。
在外同胞財団の李求弘理事長は「韓国が貧しかったときに各種募金を行い祖国の発展に大いに尽くした在日同胞の功績を本国政府と国民は忘れてはならない」と指摘し、「このような事例を記録として整理するため2冊の写真集を刊行した。後世に伝えていくべきだ」と強調した。
総会後の晩餐会には韓日親善協会中央会の金守漢会長が出席し、「祖国の近代化過程で示した民団と在日同胞の献身的な功績を忘れてはならない」と力説した。
(2007.3.28 民団新聞)