掲載日 : [2007-04-11] 照会数 : 8262
<通信使400周年>嶺南大路12カ所に記念表示石
[ ソウルの崇礼門前に建てられた表示石 ]
朝鮮通信使文化事業会は3月31日、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)以後、平和と文化の使節として朝鮮通信使が日本に向かって歩いた道を記念するために嶺南大路の要衝12カ所に表示石(道しるべ石)を建立した。表示石は高さ120㌢、横と縦各50㌢の黒曜石。表示石には「朝鮮通信使の道」という表題の下「ここは1607年朝鮮通信使が国書を敬って歩いた道です。朝鮮通信使日本往来400周年を賛えて善隣友好精神の念を記念しながら、表示石を建てます」と刻まれている。
朝鮮通信使は1607年から1811年まで12回にわたって日本を往来した。すでに旧道となった朝鮮通信使の通過路は、韓国国内が漢陽(ソウル)から釜山まで片道515㌔、日本は海路と陸路を合わせて、対馬から江戸(東京)まで片道約1200㌔。
(2007.4.11 民団新聞)