掲載日 : [2007-04-25] 照会数 : 10081
ハングルを毛筆で 大阪韓国文化院
[ 大阪韓国文化院で韓国書道講座を学ぶ人たち ]
書道講座、再び開講
大阪韓国文化院主催の文化講座「韓国書道講座‐ハングル(韓国文字)を毛筆で書く」が9日、大阪・中央区の同院で開講した。講師は朴喜子さん(金剛学園元教員)。受講者は在日同胞と日本人の14人。
開講式で朴さんは、「ハングルは線が中心で、実際書いてみると文字の美しさがそのまま現れます。習う基本は同じでも、1人ひとりに文字の特徴がでてきます。あきらめないでがんばって下さい」と話した後、韓国語の発音を指導した。
在日韓国人の呉梅良さん=奈良市=は、「ずっと書道でハングルを書いてみたいとおもっていた」と話し、大阪の金ヘンジャさんは、「自分の国の文字が学べる。学生時代以来の勉強」と開講の喜びを語った。
「書道講座」は昨年9月に初めて開講され、6人が学んできた。講師の都合で今回の講座は中断するところだったが、受講生たちが何度も再講座を要望した結果、開講にこぎつけた。今後、20人まで参加者を受け付けている。
また「韓国伝統楽器講座‐短簫と杖鼓を学ぶ」は、4月5日から毎月木曜日。期間は3カ月。講師は志村哲男さん。「韓国画講座‐韓国画の実習と伝統話し」は、4月24日から月2回火曜日。期間は9カ月(全18回)。講師は李景朝さん(韓国美術家)。7月からは「伽耶琴講座」が開講する予定。各講座の詳細は要確認。
問い合わせは同院(℡06・6211・3774)坂元まで。
(2007.4.25 民団新聞)