掲載日 : [2007-08-15] 照会数 : 6913
28日から南北首脳会談
【ソウル】盧武鉉大統領と北韓の金正日国防委員長は今月28日から30日まで、平壌で南北首脳会談を行うことで合意した。南北両政府が8日、同時に正式発表した。
南北の首脳が会談するのは、2000年6月に平壌で行われた金大中大統領(当時)と金委員長の初会談以来、約7年ぶり。
白鍾天・青瓦台統一外交安保政策室長は、8日の記者会見で「今度の南北首脳会談は両首脳が韓半島の平和定着問題を率直に話し合い、平和体制構築のための土台をつくるという意味がある。また、南北経済協力および交流協力段階を量的・質的に一段階進展させる新たな韓半島構想を話し合うことになる」と説明した。
歓迎談話発表 民団中央本部
第2回南北首脳会談開催合意発表に関して民団中央本部の裴哲恩宣伝局長は8日、次のような談話を発表した
我々は、来る8月28日から30日まで、盧武鉉大統領が平壌を訪問し、金正日国防委員長と歴史的な首脳会談を行うという政府発表を歓迎する。
今回の首脳会談をきっかけに、北韓の核問題が早期に解決され、韓半島と東北アジアに平和と安定の時代が到来することを希望する。
(2007.8.15 民団新聞)