掲載日 : [2007-11-28] 照会数 : 6901
生活相談きめ細かく みんだんセンター4カ月
来年から地方巡回を計画
主要支部結びTV電話も
同胞の生活に密着した諸問題で専門の相談員が解決にあたる「みんだん生活相談センター」(代表・鄭進中央本部団長、所長・呂健二中央本部副団長)が民団中央本部内に開設されて4カ月が経過した。
相談員は弁護士、税理士、行政書士(社会保険労務士)、司法書士など多岐にわたり、合わせて現在30人。ローテーションを組んで毎日センターに詰め、計271件(15日現在)の相談を受けてきた。相談内容別では多い順に相続、戸籍・婚姻・離婚、国籍変更、在留資格など。
20日には都内で第2回全体会議を開き、今後の取り組みについて協議した。その結果、08年度は東京のセンターと全国の主要民団支部を結んでTV電話を開通していくほか、全国3カ所での巡回相談会の開催など実施していく。このほか、事例集発行、専門家ネットワークの拡充などについても話しあった。
行政書士の崔聖植さんは「初年度はセンターの活動が軌道に乗ったことが最大の成果。来年からは相談センターが民団の民生業務の中心的な役割を果たし、民団の活性化につながるようにしていきたい」と抱負を語っていた。
(2007.11.28 民団新聞)