掲載日 : [2007-12-20] 照会数 : 7207
李明博氏、大差で当選<第17代大統領選>
[ 当選後、汝矣島のハンナラ党本部前で支持者たちの歓呼に手を振ってこたえる李明博夫妻 ]
李明博氏、大差で当選…第17代大統領選挙
19日に投開票された第17代韓国大統領選挙で、保守系最大野党ハンナラ党の李明博候補が過半数近くの得票で当選した。
中央選挙管理委員会によると、李明博候補は1149万2389票(得票率48.7%)を得て、大統合民主新党の鄭東泳候補(617万4681票、同26.1%)、無所属の李会昌候補(355万9963票、同15.1%)に大差をつけた。2位の鄭候補との得票差は約531万8000票で、1987年に大統領直接選挙制以降、過去最大となった。
李明博氏は1941年、大阪生まれ。3歳で韓国に移り、高麗大を卒業。現代建設の最高経営責任者(CEO)などを経て、1992年に政界入りし、2002年にソウル市長に当選。ソウル市長時代には清溪川の復元やバス車線の改革など、その行政手腕が高く評価されてきた。
李明博氏は当選確定後の記者会見で、「謙虚かつ低姿勢で国民に仕える。危機に直面した大韓民国の経済を必ず生き返らせる」「国家のために最善を尽くす」と勝利宣言した。
就任式は来年2月25日で、任期は5年。
◆第17代韓国大統領選挙(中央選管発表)
当 李明博(ハンナラ党)11,492,389(48.7%)
鄭東泳(大統合民主新党)6,174,681(26.1%)
李会昌(無所属)3,559,963(15.1%)
文国現(創造韓国党)1,375,498(5.8%)
権永吉(民主労働党)712,121(3.0%)
李仁済(民主党)160,708(0.7%)
許京寧(経済共和党)96,756(0.4%)
琴 明(韓国社会党)96,756(0.4%)
鄭根謨(真の主人連合)15,380(0.1%)
全 寛(新時代真の人間連合)7,161(0.0%)
(2007.12.20)