掲載日 : [2007-12-21] 照会数 : 10356
李明博候補当選に歓迎談話 鄭進団長
「先進化」実現に参与
第17代大統領選挙で李明博ハンナラ党候補が当選したことについて、民団中央本部の鄭進団長は19日、次のような歓迎談話を発表した。
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在日韓国人60万人を代表する在日韓国民団は、第17代大統領にハンナラ党の李明博候補が選出されたことを心から歓迎します。
このたびの選挙は、北韓の核問題にともなう不安定な韓半島情勢と韓国経済の長期停滞現象の中で実施されたものであり、国民の圧倒的多数の熱望が李明博候補を新大統領に選出したと言えましょう。
李明博当選者は、大韓民国樹立60周年を迎える来年の2月に大統領に就任します。新大統領は北核問題の完全な解決と韓半島の平和と安定を図り、北韓に対して節度ある相互主義原則にしたがい、すべての問題を平和的な対話を通じて解決し、東アジアの平和と発展に寄与して下さるよう願うものです。またそのためにも、分裂した国論を統合し、経済発展に全力を尽くして下さるよう願うものです。
わが国民は政府樹立後60年間、韓国戦争やIMF危機などの苦難に打ち勝つ底力と「漢江の奇跡」やソウル五輪を成し遂げた活力を持ち合わせています。
新大統領がこの活力を土台に、公約に掲げた「7%の経済成長、4万㌦の国民所得、世界7位の経済大国」を実現し、先進化に邁進されるよう切に願う次第です。
韓国民団は新大統領の就任を契機に、韓日親善のより一層の発展のため、架け橋の役割をさらに堅固にして参ります。また、在日韓国人は新大統領の未来志向的な温かい配慮を願うとともに、700万海外同胞や本国国民と歩調を合わせ、新大統領の先進化構想を熱烈に支持し、その歴史的使命にともに参与する決意です。
(2007.12.20 民団新聞)