掲載日 : [2008-03-12] 照会数 : 5246
奇跡のピアニスト 李喜芽さんコンサート
24日に民団ホールで
韓国が生んだ奇跡のピアニスト、李喜芽(イ・ヒア)さんを招いたイベントが24日、東京・港区の民団中央会館8階大ホールで開かれる。
85年生まれの喜芽さんは、先天性の障害により、両手の指が左右2本ずつ、膝下の足もなかった。楽譜を読む知能もなかったが、指の力を鍛えるために5歳から始めたピアノの猛特訓で、97年初リサイタル、00年シドニーパラリンピックでの祝賀演奏、03年アメリカ、カナダツアーをこなし、日本でも06年「24時間テレビ」で平山綾香さんと共演するなど、世界で活躍するピアニストに成長した。
苦難を克服してきた道のりは、オモニのウ・カプソンさんがまとめ、日本では『二本指のピアニスト』(新潮社)のタイトルで出版されている。
当日は、著書の出版記念サイン会とオモニのトーク、そして喜芽さんのミニコンサートが18時からスタートする(開場17時半)。入場料は2000円(書籍代1400円含む)。問い合わせは宣伝局(℡03・3454・4612)。
(2008.3.12 民団新聞)