掲載日 : [2008-03-28] 照会数 : 7536
<訃報>張聡明・中央常任顧問が永眠
訃報 張聡明氏(民団中央本部常任顧問)
国民年金加入実現や韓信協育成強化など…
民団中央本部第36、37代団長を歴任した張聡明常任顧問が宿患のため3月27日午後7時25分、死去した。享年88歳。通夜は30日午後6時から、告別式は31日午前11時半より、横浜市港北区新羽町421のかおる葬祭「ノースホール」で執り行われる。喪主は長男、張哲相氏。
故人は慶尚北道義城郡出身。立命館大学を卒業後、解放直後には民団の前身である「朝鮮建国促進青年同盟」(建青)の創立に参加したのを皮切りに、民団草創期から組織発展に貢献。民団神奈川本部団長をはじめ、中央本部事務総長、副団長、監察委員長、議長などを歴任した。民団組織の拡大や組織整備に寄与し、北送反対運動や永住権申請運動、朝総連同胞の母国訪問団事業など、先頭に立って推進した。
1979年3月から6年間、民団中央本部団長に就任。6年間の任期中、在日同胞の国民年金加入実現など権益擁護運動や在日韓国人信用組合の育成強化、ソウル五輪の在日韓国人後援会結成など、数多くの業績を残した。1985年11月4日に国民勲章「無窮花章」を受勲。
(2008.3.28)