掲載日 : [2008-04-25] 照会数 : 7263
李大統領訪日機に投資環境説明会
[ 360人が集まった韓国投資環境説明会 ]
「最高のパートナーに」…日本企業関連者ら約360人が参加
李明博大統領の訪日に合わせて韓国投資環境説明会が21日、都内のホテルで開催された。日本企業関連者ら約360人が参加した。
主催者の李允鎬知識経済部長官は「グローバル化時代の最高のパートナーとして韓日双方の競争力を創出する協力関係が重要だ。李明博大統領就任後、ビジネスフレンドリーを唱え、企業にやさしい環境づくりに努めている。IT産業の韓日部品協業団地を亀尾工団に造成するのをはじめ、日本企業が安心して投資できる環境づくりに努めている」と訴えた。
インベストコリアの鄭東洙団長は韓国の投資環境について、「新政権の規制緩和政策に対する外国人投資家の期待感が高まっている。労使紛争も改善の兆しを見せている」と説明した。慶尚北道の金寛容知事は「浦項を韓日部品協業団地に指定する計画」であることを明らかにした。ソウルジャパンクラブの村上理事長は「韓国に新しい風が吹いている」と投資チャンスを強調した。
なお、知識経済部、慶尚北道、亀尾市と旭硝子が同日、1億5000万㌦の投資協定MOUを締結した。
ビジネスでもサミット会議
全経連と日本経団連
全国経済人連合会(全経連、趙錫来会長)と日本経団連(御手洗冨士夫会長)の役員らは21日、都内のホテルで「韓日ビジネスサミット・ラウンドテーブル」と称する会議を行い、▽経済連携協定(EPA)の早期再開と投資環境の整備▽部品・素材分野における均衡拡大▽環境・エネルギー分野における提携・協力−−などを主な内容とする共同報告書をまとめた。
会議には、韓国側から趙会長、現代自動車グループの鄭夢九会長ら、日本側から経団連の御手洗会長、東芝の岡村正会長らが出席。終了後、李明博大統領は日本の経済人約160人と懇談、日本企業の進出を求めた。
(2008.4.30 民団新聞)