掲載日 : [2008-05-28] 照会数 : 7482
中央組織学院200期に 延べ5911人が修了
[ 26日には丁海龍常任顧問による200期特別講演が行われた ]
第200期中央組織学院(学生長=禹日生・福島県本部議長)が25日から27日まで中央会館で開かれ、28人の受講生が当面課題などを学んだ。
4つの特別講演が企画され、91年から94年まで中央団長を務めた丁海龍常任顧問が、民団の歴史と組織の役割について、「5大綱領に掲げた明確な目的を果たすために、各自に与えられた使命を分業と協同のシステムで実践していこう」と強調した。
続いて、第1期生の孫正寅・横浜支部事務部長(元中央国際局長)が、五輪の年にちなんでベルリン五輪金メダリストで亡父の孫基禎氏について語り、「『日本人』として走らざるを得なかったわが民族の不幸な歴史に対して、韓日両国はきちんと向き合わなくてはならない」と強調。また、在日出身の脱北者は同胞の幅広い支援を求めた。
組織学院は77年10月29日に開講し、5911人の幹部が修了している。
(2008.5.28 民団新聞)