掲載日 : [2008-06-11] 照会数 : 6458
戦略的協力関係に 韓中首脳、共同声明で確認
【ソウル】李明博大統領は5月27日から30日までの中国訪問で胡錦濤国家主席、温家宝首相ら中国指導部と相次ぎ会談、最終日には外国の国家元首として初めて、四川大地震の被災地を訪問し被災者たちを慰労した。
韓中両国は28日、アジア地域の平和と安定のための韓中日3カ国協力推進など、一連の首脳会談での合意を盛り込んだ共同声明を発表した。
声明は、韓中関係の「戦略的協力パートナーシップ関係」への格上げに基づき、外交安保、地域・国際課題など各分野での協力目標を列挙。地域問題では、今秋日本で初開催予定の3カ国首脳会談や3カ国外相会談の持ち回り開催など、韓中日の「頻繁な交流持続への努力」を明記した。
27日の李大統領と胡主席との会談では、両国関係をこれまでの「全面的協力パートナー関係」から「戦略的協力パートナー」に格上げし、外交安保分野の戦略対話体制の構築など4分野での協力強化で合意した。
李大統領は30日午後、四川省成都に入り、近郊の都江堰(とこうえん)市の被災現場を視察した。
(2008.6.11 民団新聞)