掲載日 : [19-10-09] 照会数 : 11835
台風15号直撃で甚大な被害 民団千葉が義援金呼びかけ
[ 屋根が崩落した団員宅 ]
【千葉】台風15号が関東地方を直撃して9日で1カ月。特に千葉県で団員の被害が予想以上に深刻だったことから民団千葉本部(高炳佑団長)は緊急の義援金を呼び掛けている。
同本部は台風が通過した翌日から全団員に被害報告を求める通達を出した。しかし、当初はほとんど連絡がなかった。大規模停電や住居の破壊で自宅を留守にしており、郵便物を見ていなかったようだ。
9月18日に高団長と金鎮得常任顧問が被害の大きかった館山から木更津にかけて北上する形で現地調査に赴いたところ、調査した団員宅10軒のうち6軒で屋根にブルーシートがかかっているのを確認した。張恒星事務局長も被害の大きかった団員宅を回り、義援金を集めて支給すると約束して回った。
9日までに把握できた被害家屋は少なくとも20数軒に及ぶ。屋根が完全に崩落した団員は3週間の避難所生活を経て現在は県営住宅に身を寄せている。ただし、使用限度は3週間とあって途方に暮れている。
■義援金の受付窓口
横浜幸銀信用組合千葉支店 普通口座 1003664 民団千葉県本部団長 高炳佑(コビョンウ)