民団中央本部の金利中団長は13日、就任以来初めて駐日韓国特派員との懇談会に臨み、所信を明らかにした。懇談会には12社14人が参加した。
次世代育成についての質問には7月下旬から8月上旬に韓国で予定しているオリニジャンボリーに言及し「例年を上回る300人を超える規模で。できれば毎年やりたい」と強い意欲をにじませた。金団長は「子どもたちが韓国にもうちょっとなじむ機会になれば」と述べ、ソウル市を離れた地方での文化体験の可能性にも言及。同時に、在日と新定住者の子弟が一緒に触れあうことにも期待を表明した。
このほか、特派員からは群馬県高崎市内の県立公園から撤去された追悼碑や昨年6月に開庁した「在外同胞庁」などについて見解を求められた。