掲載日 : [2004-09-01] 照会数 : 8130
<青年会>都教委に公開質問状 不透明な採択基準にメス(04.8.31)
東京都教育委員会が来年開設予定の中高一貫校で扶桑社版の中学歴史教科書を採択したことを受け、在日韓国青年会(壽隆会長)の代表8人が27日、都庁を訪れ、教育庁教育課の桐山靖彦課長に公開質問状を提出した。
質問事項は「東京都教育委員会は、都立中高一貫6年制学校の開設に際し、どのような基準をもって、教科書の採択をおこなったのか」「大衆に支持を受けていない扶桑社の教科書を、あえて採択した理由とは何か」「東京都教育委員会としては、先の戦争における『アジア侵略』や『植民地支配』などの『日本の加害の歴史』をどのように考えているのか」の3点。青年会は9月10日までに回答するよう求めている。
(2004.8.31 民団新聞)