掲載日 : [2004-09-08] 照会数 : 4658
韓流特別展 各地で大盛況(04.9.8)
[ 会場の記念撮影コーナーは大人気 ]
福岡2万人、広島3万6千人
「冬のソナタ」など韓国のテレビドラマや映画の写真・ポスターを展示する韓流特別展が各地で話題を集めている。地元の民団県本部などの協力のもと韓国観光公社が主催した同展には、予想を超える来場者がつめかけ、韓国をPRする絶好の場となっている。
地元民団もPRに一役
韓流特別展は韓国文化をもっと知ってもらおうと、韓国観光公社福岡支社が企画したもので、「冬ソナ」や「ブラザーフッド」など韓国のドラマや映画、「冬ソナ」のロケ地である江原道の文化・観光の写真300〜400枚を展示したほか、最新ドラマの上映、イ・ビョンホンのメッセージなどを紹介している。
4月の熊本を皮切りに7月福岡、8月広島、9月下関の4都市を巡回中である。韓国観光公社福岡支社によると、熊本は4日間で4千人、福岡は6日間で2万人、広島では6日間で3万6000人と、入場者数がどんどん増えてきた。今月8日から13日までは下関で開催され、来月には東京でも開催を計画中だ。
特に8月のそごう広島店では、「冬ソナ」の主人公ペ・ヨンジュンや、「オールイン」や「美しき日々」の主人公イ・ビョンホンの実物大の写真を設けた記念撮影コーナーに長い行列ができ、一時、入場制限をするほどの混雑ぶりだった。
地元の民団県本部でも協力を惜しまず後援に名を連ねたほか、パンフレットを配ってPRしたり、受付役でチマチョゴリを着て会場の雰囲気を盛り上げた。
民団福岡県本部の姜泰守団長は「ここ数年は北韓の核問題や拉致問題などでコリアに対するイメージが暗かったが、韓流の広がりで韓国に対するイメージが非常に良くなったのは喜ばしい。とにかく会場の混雑ぶりには驚いた。今後もこのような展示会を増やしてほしい」と感想を語った。
各県の民団事務所では、「在日韓国人なら韓国についてよく知っているだろうと、日本人からの問い合わせが増えている。在日同胞も韓国についてよく勉強しないとついていけなくなる」と指摘している。
(2004.9.8 民団新聞)