掲載日 : [2004-09-29] 照会数 : 3323
包括的パートナーに 韓露首脳…関係格上げ強調(04.9.29)
ロシアを訪問した盧武鉉大統領は21日、モスクワ・クレムリン宮殿でプーチン大統領と首脳会談を開いた。盧大統領のロシア訪問は初めて。プーチン大統領との公式会談は、昨年10月に続き2回目となる。
会談では北韓の核問題をはじめ、韓半島の非核化や6カ国協議の推進、エネルギー及び宇宙開発などの面で両国が協力していくことで合意した。 盧大統領は韓半島の安定や東北アジアの繁栄に鍵を握るロシアの役割を高く評価、プーチン大統領も両国の友好関係の維持を強調した。
両首脳は会談後、10項目にわたる共同宣言を採択して調印した。共同宣言は、経済協力の長期的な展望を示した「行動計画」に基づいて、エネルギー、宇宙産業、輸送、科学技術、情報などの分野での協力を確認した。 また、宣言では、両国関係をこれまでの「建設的かつ相互補完的パートナー関係」から「相互信頼する包括的パートナー関係」に格上げし、両国関係の全面的な発展を強調した。
(2004.9.29 民団新聞)