掲載日 : [2004-10-06] 照会数 : 6257
韓国艦隊が東京に入港 遠洋訓練の一環(04.10.6)
[ 海軍士官学校生たち(晴海埠頭) ]
韓国海軍の多目的駆逐艦「ヤンマンチュン(楊萬春)」(最大排水量3885トン。最高時速30ノット)が機雷掃海艇「ウォンサン」、補給艦「ファンチョン」を従えて、「国軍の日」の1日、東京港に入港した。
民団東京本部からは李時香団長をはじめ団員ら約100人が太極旗を振って出迎えた。歓迎セレモニーには400余人が参席した。
今回の入港はロシア、アメリカなど6カ国12港を歴訪する巡航訓練の一環だ。海軍士官学校59期生と将兵の800余人が乗り組んでおり、遠洋航海、艦上適応能力の向上を図る本来の目的以外に、訪問国の海軍との軍事外交や訪問国に在住する同胞の士気を高める狙いもある。
同艦隊はこの間、「メキシコ韓人移民100周年」行事に参加、初めての寄港地になるウラジオストックでも、「韓人ロシア移住140周年」行事に参加する予定だ。
ちなみに「楊萬春」は、唐の30万の大軍を撃退した高句麗の名将。海軍艦艇には同じく高句麗の名君の名を冠した「広開土大王艦」もあり、韓国にとって高句麗の存在の大きさを示している。
(2004.10.6 民団新聞)