掲載日 : [2004-11-04] 照会数 : 3829
<兵庫・播丹>被災同胞を激励 浸水の跡なお生々しく(04.11.3)
[ 台風で濁流に呑み込まれた播丹支部で水位の説明を受ける金宰淑団長ら(10月31日、兵庫) ]
【兵庫】民団中央の金宰淑団長は10月31日、白永煕兵庫本部団長、同本部の河政淳防災対策委員長らとともに、台風23号によって大きな打撃を受けた民団兵庫・播丹支部(金東天支団長)管内を視察、被災同胞を見舞った。支部一帯は台風一過から10日余が過ぎたにもかかわらず、家々の壁には浸水の跡がくっきり残り、道路端には山積みのヘドロの合間に家財道具や生活用品が積まれていた。
什器備品があらかた流されて、机一つと折り畳みイス数脚だけになった支部事務所。被災直後に比べれば整理されていたが、業務再開はおぼつかない。金中央団長は、事務所内の黒板に記された水位(約170㌢)に驚き、「もっと早く来たかった。焦らず頑張って下さい」と金支団長を励まし、義援金30万円を手渡した。
白兵庫本部団長は「中央団長が来てくれたことで、団員も励まされ士気も高まる」と話し、「早期復興に県本部も全力をあげる」と語った。
(2004.11.3 民団新聞)