掲載日 : [2004-11-10] 照会数 : 3520
<Korea Now>狭き扉
30人の募集に1900余人の志願者が集まり、60対1を超える競争率となった三星・エバーランドの面接試験場の光景。わずかに開いた扉の間に緊張している新卒者の姿が見える。不況が続くなか、青年失業人口の増加が社会問題となっている韓国でも、就職活動の時期を迎え、新入社員の面接試験が行われている。新卒者の就職は「ラクダが針の穴を通るより難しい」というが、企業の立場も同じである。多くの求職者のなかから玉石を選別するのが簡単ではないからだ。このため新入社員面接時には各企業ごとに、独特な選抜方式が導入されている。
(2004.11.10 民団新聞)